「遮熱塗装をすると電気代はいくら安くなりますか」。よくいただく質問ですが、正直にお答えすると、金額を断言できる業者はいません。効果は建物の条件によって大きく変わるからです。この記事では、遮熱塗装が電気代に効く仕組みと、自分の家での効果をどう見積もればいいかを解説します。解説するのは、遮熱塗料の施工実績が多数ある足立区の塗装専門業者「有限会社小池塗装工業」です。
遮熱塗装はどうやって電気代に効く?
電気代に直接効くわけではありません。「室温が上がりにくくなる」ことを経由して効きます。
流れはこうです。太陽の熱を表面で反射する。屋根や外壁の温度上昇が抑えられる。室内の温度上昇がゆるやかになる。エアコンの稼働が減る。結果として電気代が下がる。
ポイントは、この連鎖のどこかで条件が変われば、最終的な効果も変わるということです。だから「◯円安くなります」と断言できないのです。逆にいえば、この連鎖が強く働く家ほど、効果は大きくなります。
「電気代が◯円下がる」と言い切れないのはなぜ?
効果を左右する要素が多すぎるからです。
主に次のような条件で変わります。
- 屋根の材質と色:金属屋根やスレート屋根は熱をためやすく、遮熱の効果が出やすい
- 日当たり:周囲に高い建物がなく、日射しを直接受ける家ほど効果が大きい
- 屋根裏の断熱状態:もともと断熱がしっかりしている家では、体感の差は小さくなる
- 間取り:2階にリビングや寝室がある家は、屋根の熱の影響を直接受ける
- エアコンの使い方:もともと控えめに使っている家は、削減できる幅も小さい
- その年の気温:猛暑の年ほど差が出やすい
つまり、同じ塗料・同じ工法でも、家によって結果は変わります。「必ず◯%下がる」と断言する業者には、むしろ注意したほうがいいでしょう。
実際にどのくらいの変化を感じている?
当社で施工したお客様からは、次のような声をいただいています。
- 「今年はいつもより暑いのに電気代が下がった」
- 「エアコンの設定28℃で室内がすごく涼しい」
- 「日中、部屋に入った瞬間のむわっとした感じがかなり軽減した」
3つ目の声は、遮熱の効果を表す典型的な表現です。閉め切った部屋に入った瞬間のこもった熱さは、屋根や壁にたまった熱が室内に放射されることで生まれます。遮熱塗装はこの蓄熱そのものを減らすため、「入った瞬間の感じ」が変わりやすいのです。
2つ目も重要です。エアコンの設定温度を無理に下げなくても涼しく感じる。これはつまり、同じ快適さをより少ない電力で得られている状態です。電気代の削減は、ここから生まれます。
自分の家での効果はどう見積もる?
「効果が出やすい条件」にいくつ当てはまるかで判断できます。
| 条件 | 効果が出やすい | 効果が出にくい |
|---|---|---|
| 屋根の材質 | 金属屋根・スレート屋根 | 熱をためにくい屋根材 |
| 日当たり | 遮るものがなく日射しが強い | 周囲の建物で日陰が多い |
| 間取り | 2階にリビング・寝室がある | 2階をあまり使わない |
| 屋根裏の断熱 | 断熱材が薄い・古い | 断熱がしっかりしている |
| エアコンの使用 | 夏場にフル稼働している | もともと使用が少ない |
当てはまる項目が多いほど、変化を体感しやすくなります。判断が難しい場合は、現地調査でお住まいの条件を確認したうえでご説明します。当社は、効果を誇張せず、条件をふまえて正直にお伝えする方針です。
遮熱塗料の仕組みや断熱との違いについては、こちらの記事でくわしく解説しています。
▶関連記事:『遮熱塗料の効果とメリット|室温・電気代はどう変わる?塗装専門業者が解説【足立区・東京23区対応】』
効果を大きくするにはどうすればいい?
遮熱塗装だけに頼らず、組み合わせるのが現実的です。
効果を高める工夫は3つあります。
- 屋根と外壁をセットで施工する:熱の影響が最も大きいのは屋根ですが、日射しの強い西面・南面の外壁も熱をためこみます。両方を遮熱にすると、効果は積み上がります。足場代が1回分で済む点でも効率的です。
- 明るめの色を選ぶ:遮熱塗料は太陽光の反射で効果を出します。白や淡い色ほど反射率が高くなります。濃い色でも反射率を高めた製品はありますが、色と効果のバランスは相談しながら決めるのが確実です。
- 屋根裏の断熱とあわせて考える:遮熱は熱を「跳ね返す」、断熱は熱を「伝えにくくする」働きです。両方が揃うと、室内に入る熱はより減らせます。
逆に、塗りムラや塗膜の厚み不足があると、性能は十分に出ません。施工品質が効果を左右する塗料である点は、覚えておいてください。
電気代以外にもメリットはある?
あります。むしろ、電気代だけで判断しないほうが実態に合います。
- 夏の快適さ:エアコンをつけても涼しくならない、寝苦しいといった悩みの軽減につながります。
- 建物の保護:外壁や屋根の温度が上がりにくくなると、塗膜や建材の熱による劣化を和らげられます。
- 省エネへの貢献:エアコンの消費電力が減れば、地球温暖化対策にもつながります。当社が遮熱塗装を「省エネ」と位置づけているのはこのためです。
- 補助金の対象になる可能性:足立区では、遮熱塗料を使った塗装に対する補助制度が用意されている場合があります。着工前の申請が条件で、内容は年度ごとに変わるため、足立区の最新情報をご確認ください。
電気代の削減はあくまで結果のひとつです。夏をどう過ごしたいか、という視点で検討するほうが、判断を誤りにくくなります。
よくある質問(FAQ)
冬の暖房費は上がってしまわない?
ほとんど心配いりません。冬は太陽の位置が低く、日射しの量も夏より少ないためです。ただし「冬を暖かくする」効果もありません。寒さ対策も重視するなら、断熱リフォームとの併用をご提案します。
効果が出るまでどのくらいかかる?
塗装が完了した時点から効果は働きます。ただし体感できるのは、日射しが強くなる時期です。夏前に施工しておくと、その夏から違いを感じやすくなります。
年数が経つと効果は落ちる?
表面が汚れると反射性能は落ちます。当社が親水性の遮熱塗料を多く使っているのは、雨で汚れが流れ落ちやすく、性能を保ちやすいためです。屋根・外壁とも4回塗りの高耐久仕様で施工しています。
アパートやマンションでも効果はある?
あります。特に最上階の部屋は屋根からの熱の影響を受けやすく、住み心地の改善につながります。賃貸物件では入居者の満足度にも関わる部分です。
費用に対して元は取れる?
電気代の削減だけで判断すると、回収期間は家の条件によって大きく変わります。当社としては「電気代で元を取る」より、塗り替え時期に合わせて選ぶ塗料の選択肢のひとつとお考えいただくのが実態に近いと思います。夏の快適さを含めた総合的な判断をおすすめします。
遮熱塗装のご相談は有限会社小池塗装工業へ
有限会社小池塗装工業は、足立区を中心に東京23区・川口市・浦安市で外壁塗装・屋根塗装を手がける塗装専門業者です(東京都知事許可 (般-2)第153319号)。
- 親水性遮熱塗料など、遮熱塗装の施工実績が多数
- 効果を誇張せず、お住まいの条件をふまえて正直にご説明します
- 国家資格の一級塗装技能士が、屋根材の状態を確認したうえでご提案
- 100%自社施工。仲介費用なし、工事後の追加請求も絶対にしません
- 屋根・外壁とも4回塗りの高耐久施工が標準仕様
「うちの家だと効果はありそう?」というご相談だけでも構いません。現地調査で条件を確認し、期待できる範囲を正直にお伝えします。ご相談後にこちらから営業のご連絡をすることは一切ありません。